書籍「達人の処方鑑査術」に以下の誤りがございましたので、
深くお詫び申し上げますとともに、下記のように訂正させていただきます。
p92.訂正:第4刷以降修正済
誤 | 正 |
添付文書の用法及び用量より、バラシクロビルは単純疱疹では毎食後に1回1錠、帯状疱疹では毎食後に1回2錠を服用する必要がある。 | 添付文書の用法及び用量より、バラシクロビルは帯状疱疹の場合、毎食後に1回2錠を服用する必要がある。 |
添付文書の用法・用量より、バラシクロビルは「通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。」と記載されています。よって、毎食後ではなく、朝夕食後に1回1錠が正しいです。本問題とは関係がないので、該当部分は削除させていただきます。
参考資料:バルトレックス錠500mg:添付文書
p102,103.訂正:第5刷以降修正済
誤 | 正 |
ベルソムラ錠15mg | ベルソムラ錠20mg |
添付文書の用法・用量より、ベルソムラは「通常、成人にはスボレキサントとして1日1回20mgを、高齢者には1日1回15mgを就寝直前に経口投与する。」と記載されています。患者の年齢は58歳7ヵ月と非高齢者なので、15mgの投与は添付文書と相違しており過小投与となります。疑義照会をする必要がありますが、解説では一切触れていないため、ベルソムラ錠20mgに訂正させていだきます。
参考資料:ベルソムラ:添付文書
現役薬剤師が考えた『4分類法・盗賊の極意・添付文書の相違事例・あなたにしかできない疑義照会』からなる論理的かつ効率的な処方鑑査の方法論である。書籍「達人の処方鑑査術」の購入はコチラから!!