腎機能の検査値(クレアチニン、標準化eGFR、尿素窒素)について服薬指導するための指導せん

こちらの指導せんは薬局薬剤師が文献等の情報を基に執筆・監修しています。

指導せん

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※指導せんは4枚セットです。印刷する場合、A4用紙が適切です。

お渡し用QRコード

取扱説明書

 腎機能が低下している患者が、他科受診した時に、医師に腎機能が低下していることを伝えるための指導せん。AJが用量調節されずに処方されることを防ぐ効果が期待できる。クレアチニン、標準化eGFR、尿素窒素から分かる数値と検査日を記載してお渡しすると良い。

指導せんの説明

クレアチニンとは

 腎機能を評価するための検査値で、腎機能が低下するほど、クレアチニンは高くなる。一部の薬の添付文書では、用量を調節する基準となる検査値としてクレアチニンが使われている。筋肉量により数値が前後するため、男女で基準となる数値が違う。

薬歴・服薬指導計画例1

P:腎機能が低下すると、用量を調節すべき薬や使えない薬があるため、他科受診時は、医師にこちらの指導せんを見せると説明。

N :他科受診・併用薬の再確認。

標準化eGFRとは

 腎機能を評価するための検査値で、腎機能が低下するほど、標準化eGFRは低くなる。添付文書では、用量を調節する基準となる検査値としてeGFRが使われることはほとんどなく、クレアチニンクリアランス(Ccr)がよく使われている。個人的見解として、eGFR≒Ccrとして考えると良い。

薬歴・服薬指導計画例2

P:○○(薬品名)は、腎機能の程度により、用量を調節する必要があるお薬です。腎機能が分かる血液検査表などがあれば確認すると説明。

N :腎機能(検査値表など)の確認。

尿素窒素とは

 腎機能を評価するための検査値で、腎機能が低下するほど、尿素窒素は高くなる。添付文書では、用量を調節する基準となる検査値として使われることはほとんどない。

参考文献

特になし

追記情報

 腎機能の検査値が良く分からない薬剤師は、本書p48-49とダウンロード特典である「検査値表」を参考にすると良い。

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